PR

前置詞「on」の使い方 完全ガイド

英語学習法
記事内に広告が含まれています。
ひかり
ひかり

今回は自分自身へのノートとして「on」についての学習をまとめてみました。

「スイッチをオンにする」など、すでに日本語としてよく使っていますよね。

前置詞の「on」を「上に」と覚えている人も多いでしょう。たしかに「on」は「~の上に、~の上で」という意味がありますが、もっと幅広い使い方があります。

この記事では、「on」の主な使い方を詳しく解説していきます。

物理的な接触や位置関係を表す場合

前置詞「on」は、物理的な接触位置関係を表しています。

✅使用例

・The book is on the table.(本がテーブルの上にある)

・The cat is sleeping on the bed.(猫がベッドの上で寝ている)

・The picture is on the wall.(写真が壁に掛かっている)

・I installed a light on the ceiling. (私は天井に照明をつけた)

どうでしょう、「上に」だけじゃないですよね。壁に掛かっているのは「」の位置、天井に付いているのは「」。なのに「on」なんです。まさに「接触」ですよね。

時間に関する表現の場合

特定の日付や時間を示す際にも「on」を使用します。

✅使用例

・The meeting is on Monday.(会議は月曜日です)

・I was born on July 4th.(私は7月4日生まれです)

・The train leaves on time.(電車は時間通りに出発します)

補足:「in time」は、「~に間に合って」などと使われることが多いですね。

We arrived just in time for the concert.(コンサートにちょうど間に合いました。)

状態や過程を表す場合

何かが進行中や継続中であることを示す際に使用します。

✅使用例

・The project is on schedule.(プロジェクトは予定通りです)

・The movie is on.(映画が上映中です)

・The light is on.(電気がついています)

話題や主題を示す場合

特定のテーマや話題について、専門性に言及する際に使用します。

✅使用例

・She’s writing a book on Japanese culture.(彼女は日本文化について本を書いています)

・We had a lecture on climate change.(気候変動についての講義がありました)

・He’s an expert on ancient history.(彼は古代史の専門家です)

補足:「on」ではなく「about」を使うときは、専門性はなく、広く一般的な話題というニュアンスになります。

She is writing a book about Japanese culture.(彼女は日本文化についての本を書いています。)

交通手段を表す場合

特定の乗り物を示す際に使用します。

✅使用例

・I saw her on the bus.(バスで彼女を見かけました)

・They arrived on the morning train.(彼らは朝の電車で到着しました)

補足:「on」ではく「by」を使うときは、は「移動手段」を焦点にあてています。

I came by train.(私は列車で来ました。)
→ 列車を使ったことだけを伝えたい場合。

よく使う慣用句

「on」を含む一般的な慣用表現をいくつか紹介します。

✅慣用表現

on purpose(わざと)

on average(平均して)

on business(仕事で)

on sale(セール中)

on vacation(休暇中)

練習問題

以下の文章の空欄に適切な前置詞「on」を入れましょう。

1.The conference will be held _____ next Friday

2. She’s currently working _____ a new project.

3. I left my keys _____ the kitchen counter.

答え:1.2.3ともすべて「on」

まとめ

前置詞「on」は、物理的な位置関係から時間表現、状態表現まで、幅広い場面で使用される重要な前置詞です。

私も前置詞が全くわからず、最初はめちゃくちゃにしゃべっていました。実際問題、TOEIC990点を取る人でも、英語ネイティブでなければ前置詞をマスターするのはとても難しいことなのです。しかし英会話スクールでアウトプットを中心に、講師の先生と何度も練習するうちにコツをつかんできました。

基本的な使い方をしっかり理解し、実際のコミュニケーションで活用していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました