今回は自分自身へのノートとして「on」についての学習をまとめてみました。
「スイッチをオンにする」など、すでに日本語としてよく使っていますよね。
前置詞の「on」を「上に」と覚えている人も多いでしょう。たしかに「on」は「~の上に、~の上で」という意味がありますが、もっと幅広い使い方があります。
この記事では、「on」の主な使い方を詳しく解説していきます。
物理的な接触や位置関係を表す場合
前置詞「on」は、物理的な接触や位置関係を表しています。
どうでしょう、「上に」だけじゃないですよね。壁に掛かっているのは「横」の位置、天井に付いているのは「下」。なのに「on」なんです。まさに「接触」ですよね。
時間に関する表現の場合
特定の日付や時間を示す際にも「on」を使用します。
補足:「in time」は、「~に間に合って」などと使われることが多いですね。
We arrived just in time for the concert.(コンサートにちょうど間に合いました。)
状態や過程を表す場合
何かが進行中や継続中であることを示す際に使用します。
話題や主題を示す場合
特定のテーマや話題について、専門性に言及する際に使用します。
補足:「on」ではなく「about」を使うときは、専門性はなく、広く一般的な話題というニュアンスになります。
She is writing a book about Japanese culture.(彼女は日本文化についての本を書いています。)
交通手段を表す場合
特定の乗り物を示す際に使用します。
補足:「on」ではく「by」を使うときは、は「移動手段」を焦点にあてています。
I came by train.(私は列車で来ました。)
→ 列車を使ったことだけを伝えたい場合。
よく使う慣用句
「on」を含む一般的な慣用表現をいくつか紹介します。
練習問題
以下の文章の空欄に適切な前置詞「on」を入れましょう。
1.The conference will be held _____ next Friday
2. She’s currently working _____ a new project.
3. I left my keys _____ the kitchen counter.
答え:1.2.3ともすべて「on」
まとめ
前置詞「on」は、物理的な位置関係から時間表現、状態表現まで、幅広い場面で使用される重要な前置詞です。
私も前置詞が全くわからず、最初はめちゃくちゃにしゃべっていました。実際問題、TOEIC990点を取る人でも、英語ネイティブでなければ前置詞をマスターするのはとても難しいことなのです。しかし英会話スクールでアウトプットを中心に、講師の先生と何度も練習するうちにコツをつかんできました。
基本的な使い方をしっかり理解し、実際のコミュニケーションで活用していきましょう。