TOEICを受験する中で、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いに戸惑ったことがある人も多いでしょう。
日本語でも東京弁(標準語)と関西弁とでは、イントネーションの違いがあるのと同じように、同じ英語でありながらも発音に違いが見られます。
今回のブログでは、TOEIC頻出単語である「schedule」と「tour」の単語について、両者の発音の違いを解説します。
「schedule」の発音の違い
イギリス英語の発音
イギリス英語では「schedule」という単語を発音するとき、私たち日本人にはどのように聞こえるのでしょうか。
最初の「sch」は「シュ」の音なのですが、その後の「edule」「エジュール」と合体して、「シェジュール」に近い感じになります。
アメリカ英語の発音
一方、アメリカ英語では「schedule」は私たちになじみのある発音で聞くことができます。
最初の「sch」は「スク」の音で、学校の「スケジュール」と言うような発音になります。
イギリス英語の発音は「sh」に近いのに対して、アメリカ英語の場合は「sk」に近いという違いがあります。
「tour」の発音の違い
イギリス英語の発音
イギリス英語では「tour」を「トー」と発音されているように聞こえます。「トゥアー」じゃないんですよね。私は最初、本当に何て言っているのか全然わかりませんでした。
しかもなぜかこの単語、イギリス発音で出題されることが多い印象です。
アメリカ英語の発音
アメリカ英語では「tour」は「トゥアー」と発音されます。「トゥ」の部分がしっかり発音され、「r」の音まで聞こえるのが特徴です。私たちになじみのある発音です。
実際のイギリス人はどう発音するのか?
私の通っている英会話スクールの、コテコテのブリティッシュイングリッシュを話す先生は、やはりTOEICと同じように「tour」を「トー」、「schedule」を「シェジュール」と発音していました。何人かのイギリス人と確認したのですが、みんなこのような発音でした。
まとめ
私はハリウッド映画が大好きなので、やはりアメリカ英語の方が聞き慣れています。私のようにイギリス英語が聞き取りにくいという人は、ぜひリスニングセクションで少しでも得点できるように、スタサプや公式問題集などで対策することをおすすめします。
そして、英会話スクールである程度英語が喋れるようになった人は、(もし講師を選べるなら)ブリティッシュイングリッシュを話す講師とレッスンするのも効果的ですよ。
少しずつ、でも着実にがんばりましょうね。